"BLACK SIGN × MORNINGSTAR クロスロード展" Episode 8/8
いつも"BLACK SIGN Main Lodge"をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
Main Lodgeにて行ったクロスロード展で作品を提供いただいた、
MORNINGSTAR山田氏「孤高の哲学者」による身の生き様を綴った物語を全8回に渡りご紹介させていただきます。
魂の籠った長文になりますが、是非ご一読ください。
Episode 8/8
円環の夜明け
最後にー
ここまでお読み頂きありがとうございました。
ーー何なんだ、これは。
もし、あなたの胸に、今このような不思議な残響が在りましたら、それは自然なことであり、むしろ本質を得た反応なのかも知れません。
と言うのも、MORNINGSTARの核は、形なく、如何様にも変容し、掴もうとすれば掴めない、それは雲の如き概念であり、その作や律もまた、既知の枠に容易に当て嵌められないもの。
言葉にし難いもどかしさを感じられるのは、掴めなくとも「在る」その本質を実感されている証とも言え、
そこに大切な「何か」を感じて頂けたなら幸いです。
クロスロード展のお申し出の際、岡本氏に頂いた言葉。
「MORNINGSTARの概念は、そもそも誰にでも伝わるものではない。しかし、それを薄めて伝える必要もない。
伝わる人には、必ず伝わる。
その伝わるべき人に、伝わって欲しい。
どれだけ長文になっても、何を書いても構わない。ただ書きたいことを、全て書いて欲しい。」
それがどれほどの意であるか、深く理解しているつもりです。
その一蓮托生とも言える氏の魂を胸に、あるがままを記しました。
この場をお借りして、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
人にはどの様に生きる自由もありますが、何かに振り切った生き方は、時に常識を越え、想像を超える展開や「何か」を導き出すことがあります。
科学も断定ではなく暫定の連続であり、現代の理論を超越する事象や盲点は無数に在るのではないでしょうか。
だから世界は面白く、人はそんな無限に広がる未知の世界を、それぞれの道に生き、その景色や発見を「全」で共有し、その認識や自由の領域を拡げる為に、「個」として存在しているのかも知れません。
まるで80億の細胞を持つ、一つの生命体のように。
そう考えた時、
MORNINGSTARという物語は、個々の内に改めて「生」や「自己」を問い、「全」にとっての可能性を開く、存在意義を孕むものとなるのではないかと。
そして、最初にお伝えしましたように、自分の人生の相棒としたい物は、そんな道に生きた者の、生きた証でもありました。
それは言葉や技術だけではなく、在り方と生き方から生まれた、魂の純粋な形と言える物。
それは人の魂を揺さぶり、受け継がれ、やがて物は消えても、その物語は永遠となる。
この一瞬の命を、永遠の光に変える。
後に生まれる石ころ達に、
魂一つで、星になれるという可能性を。
それがいつしか大星座となり、
時を超え、円環の夜明けへと繋ぐことが出来たなら。
それが零地点より変わらぬ、我が生涯の本懐です。
因果の観測者と表現者。
その両極から浮き彫った、真実の物語。
やらせ無用、監督は天。
映画より映画のそれは、
この月蝕が、一つの大きなマイルストーンとなりました。
しかし、これは一側面であり、物語はまだ終わっていません。
ここからは、あなたもまた、因果の観測者の観測者として、
共に見守って頂けたなら、心より嬉しく思います。
そして今回の月×星の共作も、同じ星を見据える方々の内なる暁光となれば、我々は本望です。
見えるものしか見えなくなりつつある世界に、
純潔のロマンを。
我々が創った「黒い暗号」を解読するのは、あなたです。
夜が明ける。
世が明ける。
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BLACK SIGN × MORNINGSTAR
二点のジョイントワーク、
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